AHUNAVATI GATHA

PART4

「アフナワティー・ガーサー・テキスト」
< Afunawathii Gaasaa Tekisuto >

Ahunavati Gatha Text

"Ahunavati Gatha Text"



<助言> ページが長いので、「ページ内のリンクの無い場所」をマウスでクリックしてから、キーボードの『方向キー』でスライドさせると便利です。



English Website
AVESTA -- Zoroastrian Archives avesta Yasna 28-34 - Ahunavaiti Gatha (English)
avesta.org avesta YASNA (English)
onelittleangel.com The Avesta Ahunavaiti Gatha (chapters 28-34)



ヤスナ 第28章
"YASNA" Chapter 28

<Yasna / Chapter28 : Verse01>

スプンタ・マンユのこの御助{おんたす}けを、マズダーよ、御身{おんみ}たちすべての方々に

わたくしは、うやうやしく手をのばし、天則{てんそく}に従い、行動をもって、まず第一に懇願いたします、すなわち、

ウォフ・マナフの意思と牛の魂{たましい}とを、わたくしが満足させうるところの行動をもってです。

<Yasna / Chapter28 : Verse02>

マズダー・アフラよ、善思{ぜんし}をもって御身たちをつつみまいらせようとする

わたくしに、天則に従って授けてください、有象{ゆうしょう}の世界と心霊の世界となる両世界の

恩典を-----その恩典によって御身まさが助力者{じょりょくしゃ}たちを楽土{らくど}におき給{たま}うことのできんためです。

<Yasna / Chapter28 : Verse03>

アールマティが王国を不壊{ふえ}に栄えさせさせてゆくのも

ウォフ・マナフと始めなきマズダー・アフラとのおんためですが、

この御身たちを天則に従い讃頌{さんしょう}しようとするわたくしのもとへ、呼び声に応じて、御身たちは助けに来てください。

<Yasna / Chapter28 : Verse04>

ウォフ・マナフと一体になって魂を覚醒させようと心に銘記し

またマズダー・アフラのくだし給う、行為{こうい}の報応{ほうおう}を知悉{ちしつ}しているものとして、

わたくしは力ありまた能{よ}くなしうるかぎり、どこまでも、アシャを求めることに教化{きょうか}をおいていきましょう。

<Yasna / Chapter28 : Verse05>

アシャよ、御身を、献身者としてわたくしは、果して見奉{みたてまつ}るでしょうか。-----またウォフ・マナフを、

そして王座を、最も強きアフマ=マズダーの高諾{こうだく}をも見奉るでしょうか。

あらゆるもののうちにて最大なるその高諾へと、この祈呪{きじゅ}によって、舌をもって、われらは仇なすやからを改宗させたいのです。

<Yasna / Chapter28 : Verse06>

ウォフ・マナフとともに御身は来てください、そして天則に従って授けてください、永劫の授けものを-----

まことに崇高なみことばをもって、マズダーよ、力強い御助力{ごじょりょく}を、ザラスシュトラなるわたくしにです。

〔信徒の唱和〕 「そしてわれらにも、アフラよ、われらが敵人どもを克服するために。」

<Yasna / Chapter28 : Verse07>

御身は授けてください。アシャよ、かの報応=ウォフ・マナフの恩典を。

御身はまことに授けてください、アールマティよ、強健さをウィーシュタースパに、そしてわたくしにも。

御身はまことに授けてください、マズダーよ、そして自在に操ってください、御身たちの預言者ザラスシュトラなるわたくしがよってもって人々の聞信{もんしん}を博{はく}するようになるところのものを。

<Yasna / Chapter28 : Verse08>

最勝{さいしょう}なるものを、御身最勝者・最勝なるよき天則と同心{どうしん}にまします御身

アフラに、わたくしは懇願いたします-----わたくしは望んできたものです。壮士フラシャオシュトラのために、そしてわたくしのために、

かつまた、御身がかりそめにも恵み施されようとする人々のために、いつの日までもウォフ・マナフのものたるその最勝なるものをです。

<Yasna / Chapter28 : Verse09>

これらの懇願をもって、われらが怒らしめたくないのは、アフラ・マズダーよ、御身たち・御身と天則と最勝なるウォフ・マナフと恩賚{おんらい}の王国とですが、

そのわれらは讃嘆を御身たちにささげるために着座しているもの-----御身たちは最も迅速なる賦活者{ふかつしゃ}にましますのです。

<Yasna / Chapter28 : Verse10>

では、人々にして、正信{しょうしん}のゆえに正しいものと御身がみとめ給い、また善思のゆえに

ふさわしいものと、マズダー・アフラよ、御身がみとめ給うなら、そのものどもの所願{しょがん}を、果させて充{み}たしてやってください。

そうすれば、御身たちへの聖歌-----御身たちにとって得るところ多く、ふさわしい、称讃の聖歌を、わたくしは知っているのです。

<Yasna / Chapter28 : Verse11>

それら称讃の聖歌とともに、正信と善思をも永遠にとどめおき給う

御身は、マズダー・アフラよ、わたくしが人々に説ききかすために、わたくしに教えてください、御身の

スプンタ・マンユを通して、御身の口をもって------第一の世界がいかなるものになりゆくであろうかを。





ヤスナ 第29章
"YASNA" Chapter 29

<Yasna / Chapter29 : Verse01>

御身どもに牛の魂はこう訴えた「だれのためにわたしを御身どもは創造したのですか、だれがわたしを造成したのですか。

わたしをアエーシュマと暴虐、残虐、それに虐待と暴行がしめつけています。

しかもわたしには、御身どもよりほかに、牧養者{ぼくようしゃ}がありません。ですから、わたしにとって、牧養がよきものとみえますように。」

<Yasna / Chapter29 : Verse02>

そこで牛の造成者はアシャにこうたずねた「御身はいったい牛のための裁き人{さばきびと}をおもちですか-----

その牛の支配者たる御身たちが、牧地とともに、牛飼いの熱意をもつくり出されるためにです。

不義者{ふぎしゃ}どもとともに、アエーシュマをも追い払うべき主{あるじ}としてだれを、御身たちは彼(牛)のために望んでいるのですか。」

<Yasna / Chapter29 : Verse03>

彼(牛)にアシャを通して、「牛には抜苦的{ばっくてき}援助者なし」と御身さまは返答し給うた。

「身分の高いものたちが低いものたちに、どのように対処すべきか、彼らにはわかっていないからであるが、

生{せい}あるものどものうちで最強なるものといえば、われ(アフラ)がその呼び声に応じ助けをさしのべて赴{おもむ}くところのものである。」

<Yasna / Chapter29 : Verse04>

ザラスシュトラ曰{いわ}く「マズダーは企てを最もよく銘記し給うもの。まことに諸天{しょてん}と諸人{しょにん}によってなされたことを御心{おこころ}にとどめてくださるよう、

そしてまた諸天と諸人によってなされるであろうことをも御心に記{しる}してくださるよう。

その判決者におわすアフラ-----そのかたが望み給うとおりに、われらにしてくださるよう。」

<Yasna / Chapter29 : Verse05>

牛魂{ぎゅうこん}いわく「マズダーを裁きに加わりくださるよう促{うなが}しまいらせるために、わが魂と乳牛{にゅうぎゅう}の魂となる

われらふたりは、まことに手をのばし、アフラの大前{おおまえ}にこうして参進{さんしん}しているところです。

不義者どもにとりまかれては、正しい生活者にも生きゆく道がなく、牧畜者{ぼくちくしゃ}にもそれがありません。」

<Yasna / Chapter29 : Verse06>

そこで、霊感のなかに秘儀を知ってましますアフラ・マズダーはこう仰せられた

「まことに天則によってのことであるが、全く教え人もなければ裁き人もない。

というのは、なんじ(牛)を牧畜者と牧養者とのために造成者は創造したからである。」

<Yasna / Chapter29 : Verse07>

ザラスシュトラ曰く「『牛に水飼葉{みずかいば}を、そして飢渇{きかつ}せるものたちにも』-----教えを下して聖マズダー=

アフラは、アシャと心を合わせて、この酪{バター}の箴言{しんげん}をつくり出し給うたぞ。」

牛魂曰く「ウォフ・マナフと相たずさえて、われらふたりを人間のために大切にしてくれる何者を、御身(ザラスシュトラ)はおもちですか。」

<Yasna / Chapter29 : Verse08>

ウォフ・マナフ曰く「このものは、ただひとり、われらの教えに傾聴{けいちょう}したものとして、ここでわたしによってみとめられたるもの

ザラスシュトラ・スピターマです。彼は、マズダーよ、われらと天則とに頌歌{しょうか}を

献詠{けんえい}しようと望んでいるのです。どうか、彼に、詞葉{ことば}の華{はな}を頒与{はんよ}し給わんことを。」

<Yasna / Chapter29 : Verse09>

すると、牛の魂は嘆いて言った「無力なる飼育者に満足しなければならぬとは、

非力{ひりき}なる人の声に満足しなければならぬとは-----強権をもって支配するものを望んでいるこのわたしなのに。

手をかして彼に助けをさしのべるものは、いつのときにあらわれるのでしょう。」

<Yasna / Chapter29 : Verse10>

ザラスシュトラ曰く「この信者たちに、アフラよ、御身たちはお授けください、力をば天則を通して、またかの

王国をばウォフ・マナフを通して-----御身さまがそれによって牛に楽園と平安とをつくり出し給わんがためです。

このわたくしは、マズダーよ、御身を、これ(王国)の始元{はじめ}の建設者とみとめ奉{たてまつ}っているのです。

<Yasna / Chapter29 : Verse11>

どこにおわすのですか、天則とウォフ・マナフと王国とは。 ※※※【解読不能】※※※ 

御身たちは、マズダーよ、それらを知るために、偉大なるマガに参徹{さんてつ}させてください。」

牛魂曰く「アフラよ、いざ、われらのもとへ降臨{こうりん}をしてください。-----御身たちさまへの、われらが供物{くもつ}にめでて。」





ヤスナ 第30章
"YASNA" Chapter 30

<Yasna / Chapter30 : Verse01>

では、わたくしは説こう、願い求めているものたちよ、すくなくとも穎悟者{えいごしゃ}にとって銘記さるべきことを-----

それはアフラにたいする称讃と、善思の祈りと、

さらにはそれをよく銘記しているものにより天則に従って観見{かんけん}され、かつ光明{こうみょう}とともなるところの歓喜とである。

<Yasna / Chapter30 : Verse02>

耳をもって御身たちは聞けよ最勝のことを、明らかな心をもって御身たちは見よ最勝のことを

それはひとりひとりが自分自身のためにする、選取決定{せんしゅけってい}に関する二種信条{にしゅしんじょう}のことで、

それというのも重大な走行に先だち、それにわれらを目ざめしめんためです。

<Yasna / Chapter30 : Verse03>

では、睡眠を通して双生児としてあらわれた、かの始元{はじめ}の二霊についてであるが、

両者は、心意{こころ}と言語{ことば}と行為{こうい}において、より正善{せいぜん}なるものと邪悪なものとであった。

そして、両者のあいだに、正見者{しょうけんしゃ}たちは正{ただ}しく区別をつけたが、邪見者{じゃけんしゃ}どもはそうではなかった。

<Yasna / Chapter30 : Verse04>

して、これら両霊が相会{そうかい}したとき、彼らが定めたのは、第一の世界には

生{せい}と生存不能とであるが、しかし終末{しゅうまつ}にある境涯{きょうがい}は

不義者どもには最悪なるも義者{ぎしゃ}には最勝なるウォフ・マナフがあるということであった。

<Yasna / Chapter30 : Verse05>

これらの両霊のうち、不義なる方{ほう}は極悪事{ごくあくじ}の実行を選取したが、

最も堅固{けんご}なる蓋天{がいてん}を着ていて最勝なるスプンタ・マンユの方{ほう}は天則を選取し、

真実なる行為をもってアフラ=マズダーをすすんで満足させようとするものどももまたそうであった。

<Yasna / Chapter30 : Verse06>

これら両者のあいだに、ダエーワらもまた正しく区別をつけなかった、それは、まよわしが彼らの

談合{だんごう}しているところへ取りついたからで、そのため彼らは最悪のアカ・マナフを選取し

やがてアエーシュマのもとに馳{は}せ集{つど}いおったが、そやつ(アエーシュマ)は邪義{じゃぎ}なる人々がよってもって世を毒するところのものなのである。

<Yasna / Chapter30 : Verse07>

しかし、彼(正見者)には御身さまが王国とウォフ・マナフならびにアシャとともに来到{らいとう}し給うた。

そしてアールマティは形体{からだ}に調息{ちょうそく}とともに持久力をもさずけたが、

それは彼が、溶鉱{ようこう}による選別{せんべつ}を経{へ}て、世を毒する人々のなかから、先頭切って御身(アフラ・マズダー)のものとなるためです。

<Yasna / Chapter30 : Verse08>

そして、彼ら(世を毒するやから)のもろもろの罪業{ざいごう}に懲罰{ちょうばつ}が到来する

そのとき、マズダーよ、御身さまは御身の有{もの}たる王国を、ウォフ・マナフを通して、建設されるでしょう-----

天則の両手に不義をひき渡すものたちにその王国があらわに見えるために。

<Yasna / Chapter30 : Verse09>

そしてわれらは、この世を勝ち抜かせるものとなりたいのです。

マズダーよ、そしてアフラたちよ、そしてアシャよ、わたくしザラスシュトラの方{ほう}に来到するよう世の人々を駆{か}ることによってです。

願わくは、常恒{じょうこう}なる天眼{てんがん}の存{そん}するわたくしのところに人々の心が集まりますように。

<Yasna / Chapter30 : Verse10>

何となれば、そうすれば、これによって「不義{ふぎ}」の領域に破滅が来るからであり、

またウォフ・マナフとマズダーと天則との楽園にむけて

いとも速い馬が車につけられ、よき名声{めいせい}に先着{せんちゃく}するからです。

<Yasna / Chapter30 : Verse11>

願わくは、マズダーの定め給うた定めを御身どもの把持{はじ}せんことを、人々よ。

定めとは安楽と艱難{かんなん}のこと-----すなわち、不義者どもには長い苦しみがあるが、

義者たちには恩賚{おんらい}がある、ということだ。さらば、この定めをもって、いつの日にか神判{しんぱん}がアフラの御意{ぎょい}のままにありますように。





ヤスナ 第31章
"YASNA" Chapter 31

<Yasna / Chapter31 : Verse01>

御身たちのこの定めを銘記しながら、われらはことばを宣べよう、それは聞かれたことのないもの-----そうです

「不義」の定めに従って天則の庶類{しょるい}を破壊するものどもには聞かれたことのないもの、

だが、すくなくとも、マズダーに帰依{きえ}しているものたちには最勝のものなのです。

<Yasna / Chapter31 : Verse02>

もしこの定めによっても、待望されるよりよきものに到達するのに道がないとあっては

これら二つの果報{かほう}の裁き人だと、アフラ・マズダーが認め給うているものとして

われ(ザラスシュトラ)が、御身どもみなのもとにやって来よう-----そのマズダーを通してわれらが天則に従って生活してゆくために。

<Yasna / Chapter31 : Verse03>

両軍にどのような神判を御身は、スプンタ・マンユを通し、また火をもってくだし給い、かつ天則に従って約束し給うのか、

いかなる神命が責負{せきお}うものどもに下されるのですか-----それを、マズダーよ、知るを得んためにわれらに語ってください。

御身の口の御舌{おした}をもって。けだし、わたくしが、それをもって、生きとしいけるものどもをことごとく改信{かいしん}させんためです。

<Yasna / Chapter31 : Verse04>

呼び求められるべき天則と、マズダーと、アフラたちとがおわしまし

アシとアールマティとがおわしますときは、最勝のウォフ・マナフを通して、わたくしは願い求めましょう、

わたくしに強力な王国を-----それを強大にして、われらは不義を征服したいのです。

<Yasna / Chapter31 : Verse05>

御身たちが、天則に従って、わたくしのためによりよきものとして定め給うたものを、わたくしがわたくしのものとして決定するために、わたくしに御身は語ってください-----

起こることなからんことや、起こることあらんことを、マズダー・アフラよ、

その御身のウルシなるわたくしがウォフ・マナフを通して知りかつ銘記せんためです。

<Yasna / Chapter31 : Verse06>

人あってわたしに、穎悟者として真実の祈呪を表白{ひょうはく}せんに、最勝なるものが彼にあらんことを-----すなわち

「かの方{かた}(マズダー)のためにわれらの善思によって成長してゆく王国こそマズダーのもの」という、

完璧と不死に関する、アシャの真実の祈呪を、です。

<Yasna / Chapter31 : Verse07>

かの楽土を光明で遍満{みた}そうと始元{はじめ}に考え給い、

その御意思{ごいし}をもってアシャを創成し、そのアシャによって最勝のウォフ・マナフを護持{ごじ}してまします御方{おんかた}として、

アフラよ、御身は今もなお御身と同等なるかのスプンタ・マンユとともに、マズダーよ、成長し給わんことを。

<Yasna / Chapter31 : Verse08>

さて、御身を、マズダーよ、わたくしが、始元{はじめ}にして終末{おわり}にましますと、わが心をもってみとめ奉り、

ウォフ・マナフの父にましますとみとめ奉ったのは、わたくしがこの眼に御身を捉{とら}えたてまつった

-----アシャの真の創成者、世のもろもろの行為にたいする裁きの主にましますものとして-----ときのことです。

<Yasna / Chapter31 : Verse09>

牧養者につくか、それとも牧養者でないものにつくか、

自由選取の道を御身が彼女(乳牛)に敷き給うたとき、アールマティは御身に属し、

牛の造成者も、スプンタ・マンユの意思も御身に属していました、マズダー・アフラよ。

<Yasna / Chapter31 : Verse10>

そのとき彼女は、両者のうちで、牧畜する牧養者の方{ほう}をおのが身に選取したのです。

義者たる主{あるじ}として、かつまたウォフ・マナフの養世者{ようせいしゃ}として。

マズダーよ、非牧養者は、もがいても、芳名{ほうめい}にあずかることはないのです。

<Yasna / Chapter31 : Verse11>

有象の寿命を御身が創成し給うために、かつまた、もろもろの行為ともろもろの言説とを御身が創成し給うために、

マズダーよ、御身が始元{はじめ}にわれらの無象{むしょう}の生命とダエーナーとを造成し給い、

また御身の御心をもって意思をも造成し給うたので、人は思いのままに信条{しんじょう}を育成して

<Yasna / Chapter31 : Verse12>

もって、虚言者{きょげんしゃ}も正語者{しょうごしゃ}も、穎悟者も、非穎悟者{ひえいごしゃ}も

おのおの一心専念{いっしんせんねん}に言挙{ことあ}げをしています。

そこで随順{ずいじゅん}アールマティは、常恒なるものはどこにあるかについて、スプンタ・マンユと談合をするのです。

<Yasna / Chapter31 : Verse13>

裁きをもって、いかなるあらわなる罪が、あるいは、マズダーよ、いかなるひそかなる罪が罰せられるべきか、

あるいは微罪{びざい}のだれにせよ、あるいは最大の償いに服すべきだれにせよ、

それをまなこのお光をもって見守りつつ、御身はアシャを通してことごとく照覧{しょうらん}し給うのです。

<Yasna / Chapter31 : Verse14>

これらのことを御身にわたくしはお尋ねします、アフラよ、いったいいかなることが生起{せいき}し、また到来{とうらい}するでしょうか、

いかなる債権{さいけん}が記入{きにゅう}から義者に設定されるでしょうか、

またいかなる債権が、マズダーよ、不義者どもに設定されるでしょうか。それらの債権は、決算の行なわれるときは、どのようになるでしょうか。

<Yasna / Chapter31 : Verse15>

わたくしはこのことをお尋ねします、不義者のためにその王国を富強{ふきょう}にしてやるものには、いかなる応報{おうほう}があるのですか-----

不義に抗{こう}する牧養者の家畜と家人{けにん}とに暴行することなくしては生計のたたない悪行{あくぎょう}の不義者のために、です、アフラよ。

<Yasna / Chapter31 : Verse16>

わたくしはこのことをお尋ねします、どのようにして出現するでしょうか、喜捨{きしゃ}してもってあるいは家の王国を

あるいは郷{ごう}の王国を、あるいは邦{ほう}の王国を、天則を通して栄えさせようとつとめるものは。

御身さまよ、マズダー・アフラよ、かれはいつ、いかなるわざをもって出現するでしょうか。

<Yasna / Chapter31 : Verse17>

二つのうち、いずれをより大なるものとして義者は選取し、あるいは不義者は選取するでしょうか。

穎悟者は穎悟者に語るべきで、非穎悟者をして人迷{ひとまよ}わせをさせてはなりませぬ。

われらのために、マズダー・アフラよ、善思を教える教師{おしえおや}となってください。

<Yasna / Chapter31 : Verse18>

して、御身どものうちだれでも、不義者の邪呪{じゃじゅ}や教えをきいてはならない-----

何となれば、それは家{いえ}も村{むら}も郷{さと}も邦{くに}をも陥{おとしい}れるところは

苦難と破滅にあるからです。されば武器をもって彼らを御身どもは防ぐべきです。 -----

<Yasna / Chapter31 : Verse19>

聞いてよいのは、世をいやし給う穎悟者として、アシャを意思をもって創成し給うた御方{おんかた}たる御身のそれで、アフラよ、御身は、

御身の紅い火によって、マズダーよ、両軍のうち、善き方{ほう}の軍に頒与し給うに際して

裁きの語を正しく宣告するために舌を思いのままに操り給う御方です。

<Yasna / Chapter31 : Verse20>

義者に組みするものには、のちに栄耀{えいよう}がその有{もの}となるでしょう。

暗黒の長い存続、悪心を催{もよ}おす食{しょく}、痛嘆{つうたん}の叫び-----

こういう境涯に、不義者らよ、なんじみずからの行為のゆえに、なんじらのダナーエーはなんじらをつれてゆくのである。

<Yasna / Chapter31 : Verse21>

完璧と不死と天則と王国を

完全に主宰{しゅさい}し給うことによって、マズダー=アフラは授け給え、

心意{こころ}と行為{こうい}において彼(アフラ)の盟友{めいゆう}たるものに、ウォフ・マナフとの交わりの永続を。

<Yasna / Chapter31 : Verse22>

これらのことは、正見{しょうけん}にして献身するものには、あらわに見えるのです。彼は、善思・

善語と善行をもって、王国とともにアシャを助けるもの-----

彼は、マズダー・アフラよ、御身にとって最もよろこばれる客人となりましょう。





ヤスナ 第32章
"YASNA" Chapter 32

<Yasna / Chapter32 : Verse01>

彼アフラ=マズダーの至福{しふく}を自由民{じゆうみん}が懇願{こんがん}すれば

彼のそれをアリヤびととともに労役民{ろうえきみん}も懇願し、さらにば彼のそれをダエーワらさえも、わたくしにまねて懇願したのです。

「われらは、御身たちに敵対するものどもを抑えるべき、御身の使徒{しと}になりたい」とて。

<Yasna / Chapter32 : Verse02>

彼らにマズダー・アフラは、ウォフ・マナフと結び

太陽のごとき天則とよき友となって、王国からこう答え給うた

「そなたたちの聖なる随心{ずいしん}、この美しいものをわれらは選取するもの。それをわれらのものにしたい。」と。

<Yasna / Chapter32 : Verse03>

ザラスシュトラ曰く、ところでなんじらダエーワらはみなアカ・マナフの所生{しょせい}であり、

なんじらを大いに崇めるものもそうであり、不義と慢心との

もろもろの行為にして、なんじらがよってもって地の第七洲{だいななしゅう}に詳細にきこえているものもまたそうである。

<Yasna / Chapter32 : Verse04>

それというのも、なんじらは極悪のことを命じるからで、人々がそれを行なえば

ダエーワには鍾愛{しょうあい}されて栄えるもウォフ・マナフからは離叛{りはん}し、

マズダー・アフラの御意思{ごいし}と天則には悖{もと}ることとなるからである。

<Yasna / Chapter32 : Verse05>

なんじらダエーワどもは人間から安穏{あんのん}と不死{ふし}とをだまし取るが、

それというのもアカ・マンユが、なんじらダエーワどもに-----悪思{あくし}と

悪語{あくご}をもって-----、不義者に権勢をもたらすごとき悪行{あくぎょう}を教え込んだからである。

<Yasna / Chapter32 : Verse06>

彼(不義者)は不穏のおびただしい罪業をもって名聞{めいぶん}を求めているが、それをもって彼がそのとおりになれるかどうかを

御身は、功罪{こうざい}の銘記者{めいきしゃ}よ、最勝のウォフ・マナフを通して知悉してましますのです、アフラよ。

御身の、マズダーよ、御身たちの、そしてアシャの王国において、宣告をくだし給わんことを。

<Yasna / Chapter32 : Verse07>

このようなもろもろの罪業には、穎悟者はだれでも、至福を求めて精進{しょうじん}する以上、関与{かんよ}を口にすべきでない、

けだしそれらは非行者{ひこうしゃ}によって唱えられ、彼みずからがそのために灼熱{しゃくねつ}の鉱{あらがね}をもって宣告されるところのものであり、

アフラよ、御身がそれらうちの未済{みさい}の分を最もよく知悉しておわすところのものだからです、マズダーよ。

<Yasna / Chapter32 : Verse08>

このようなもろもろの罪業には、ウィーワフワントの子イマさえも関与せりとして宣告されたもの-----

人・牛といったわれらのものどもを満足させようとしてバガをくわせた彼さえもです。

これらの罪業にこそ、マズダーよ、わたくしは御身のくだし給う裁決{さいけつ}に陪席{ばいせき}するものです。

<Yasna / Chapter32 : Verse09>

「邪師{じゃし}は聖歌を破壊する-----彼は邪説{じゃせつ}をもって生{せい}の意思を破壊する。

彼こそは資産を阻むもの-----ウォフ・マナフのくだす吉祥{きっしょう}なる授かり分を阻むもの。」

わたくしの心中{しんちゅう}のこのことばを、マズダーよ、アシャと御身たちに、わたくしは訴える次第です。

<Yasna / Chapter32 : Verse10>

聖歌を破壊するものとは、このものこそがそれです。すなわち、牛と太陽を、目をもって見るに

最悪なりと称するもので、それはまた正しいものどもを不義者となすものであり、

また牧地を荒らすものであり、さらには義者に武器をふるうものです。

<Yasna / Chapter32 : Verse11>

まことに生{せい}を破壊するものとは、こういうやからもまたそれです、すなわち、みずから不義者としてあらゆる手段で企図{きと}し

家長妃{かちょうひ}や家長{かちょう}をして相続分の享受{きょうじゅ}に与{あずか}りえぬようにし、

最勝のウォフ・マナフから、義者たちを、マズダーよ、悖らしめるものども。

<Yasna / Chapter32 : Verse12>

彼らが人々を最勝の行為から悖らしめるよすがとする卑歌{ひか}のゆえに、

彼ら、歓声をあげて牛の生{せい}を毀{こぼ}つものどもに、マズダーは悪しき呪いのことばを言い給うが

そういうやからとともに、カラパン僧{からぱん・そう}は、天則よりも財物{ざいぶつ}を選取し、富有者{ふゆうしゃ}の権勢{けんせい}と不義とを選取したのです。

<Yasna / Chapter32 : Verse13>

この権勢によって最悪のアカ・、マナフの家におけるこの財物にとりつくのは、

この第一の世界の破壊者どもであり、また御身の預言者{よげんしゃ}の使命を、

マズダーよ、御身に願うて訴えるやからもそうで、彼(預言者)は彼らを阻んで天則を見させぬでありましょう。

<Yasna / Chapter32 : Verse14>

彼の財物にとりつくことにカウィ王侯{かうぃ・おうこう}らもその意思と威勢{いせい}とを

おくのは日常のこと-----それは、彼らが不義者を助けようと祭儀{さいぎ}に加わるときとか、

ドゥーラオシャを助けようと心を燃やす者により、屠牛{とぎゅう}のために叫び声が挙げられるときのことです。

<Yasna / Chapter32 : Verse15>

このためカラパン僧らもカウィ王侯らも滅んでしまったが、

それも、彼らが生{せい}を思いのままに営{いとな}み得{え}ぬようにさせようと思うものたちの手によってです。

それどころかこのものたちは、ウォフ・マナフの家におけるかの双者{そうしゃ}のもとに連れてゆかれるでしょう。

<Yasna / Chapter32 : Verse16>

まさにこの事実{こと}こそ、敬虔者{けいけんしゃ}の幸{さいわ}いのためにいやしくも彼を防いでやる人にとって、最勝のものであるのです。

御身は、マズダー・アフラよ、脅威{きょうい}がわたくしを脅{おど}している者を、よく制し給う。

願わくは、御身のおかげによって、わが信徒たちへの不義者の罪業に、わたくしが阻止者{そししゃ}とならんことを。





ヤスナ 第33章
"YASNA" Chapter 33

<Yasna / Chapter33 : Verse01>

裁き人は最も正しい行動をもって、第一の世界のもろもろの律法{りっぽう}

なるものをもってすると同じように、行動するでしょう-----不義者にたいして、はたまた義者にたいして、

さらには邪{よこしま}なるものと正しいものとが混在しているものにたいして。

<Yasna / Chapter33 : Verse02>

そこで、人あって不義者にたいし悪{あ}しきことを、あるいは言語{ことば}をもって、あるいは心意{こころ}をもって、

あるいは手{て}をもって、行なうことをせんに、あるいは客人を善に教え導かんに、

彼らはアフラ=マズダーの御意に叶{かな}うて所望{しょもう}を成就{じょうじゅ}しまいらせるもの。

<Yasna / Chapter33 : Verse03>

人あって義者にたいし最勝なるもの(友)なら、あるいは自由民に属しようと、あるいは労役者であろうと、

あるいはアリヤびとに属しようと、アフラよ、あるいは人あって熱誠{ねっせい}をもって牛に献身{けんしん}するなら、

彼はそのとき天則とウォフ・マナフとの牧地にあることとなるでしょう。

<Yasna / Chapter33 : Verse04>

マズダーよ、御身からは御身にたいする不服従{ふふくじゅう}と悪思を祈{いの}り攘{はら}おうとするわたくし(ザラスシュトラ)、

また自由民からは慢心を、そして労役者からはその身近にある不義を、

またアリヤびとからは宣告の嘲笑者どもを、そして牛の牧地からは極悪なる助言者を祈り攘おうとするわたくし、

<Yasna / Chapter33 : Verse05>

長い生命・ウォフ・マナフの王国に到り、

マズダー・アフラの住んでましまし、天則に到る直道{ちょくどう}に到って

馬を解くとき、あらゆるもののうちで最大なる、御身の高諾を呼び求めようとするわたくし、

<Yasna / Chapter33 : Verse06>

天則によって至直{しちょく}なザオタルわたくし-----かかるものとしてわたくしは最勝のウォフ・マナフから望むのです、

然{しか}りこの最勝のウォフ・マナフからわたくしは望むのです-----われらが実行するためにと、よってもって牧養を御身さまが創成し給うた、その御心に則{のっと}って。

すなわちアフラ・マズダーよ、御身のかの双者に見えかつ談合したいとわたくしは熱望しているのです。

<Yasna / Chapter33 : Verse07>

わたくしの方{ほう}に来てください、御身たち最勝者よ、こなたへ、直き直きに、マズダーよ、そして敢然{かんぜん}と、

天則とともに、ウォフ・マナフとともにこなたへ。それは、わたくしの教えがマガ者たちを超えて、さらに多くの人々に聞いてもらうためです。

供進{ぐしん}される、目にあらわな供物{くもつ}が、われらのあいだに、すがたをみせよ。

<Yasna / Chapter33 : Verse08>

御身たちはみとめてください、善思をもってわたくしがなそうとしている、これらのわが務{つと}めを-----

すなわちマズダーよ、御身たちさまよ、わたくしの神事{しんじ}や、あるいは天則に従っての讃嘆{さんたん}のことばをです。

授けてください、アムルタートよ、そして、ハルワタートよ、御身たちのくださる分けまえとして持久力{じきゅうりょく}と耐久力{たいきゅうりょく}を。

<Yasna / Chapter33 : Verse09>

では、マズダーよ、御身の御心を御身さまは最勝の善思をもってつつんでください-----

天則によって栄えるかの双者が、わたくしとともにある常恒の楽土とむすびついてくれるために。

この双者は同心にして、その佑助{ゆうじょ}はすでにわれらに保証されているのです。

<Yasna / Chapter33 : Verse10>

まことに、それがかつて存したものでも、現に存するものでも、そして、マズダーよ、将来存するものでも、

幸{さいわ}いという幸いはすべて御身の有{もの}として、それらを御身の御意に叶うごとくお享{う}けください。

そしてウォフ・マナフを通し、王国を通し、かつまた天則を通して、御身を成長させてください、御意のままに。

<Yasna / Chapter33 : Verse11>

最強におわすアフラ・マズダー、それにアールマティ、また、庶類を栄えさす天則、それにウォフ・マナフと王国と-----

御身たちはわたくしに耳を傾{かたむ}けてください、わたくしに情けをかけてください、いかなる人への開示{かいじ}においても。

<Yasna / Chapter33 : Verse12>

わたくしにゆるしてください、アフラよ、アールマティを通して耐久力を授けてください。

最勝のスプンタ・マンユを通して、マズダーよ、よき開示をもって力を、

天則を通して強力な強靭{きょうじん}さを、ウォフ・マナフを通して愉悦{ゆえつ}を授けてください。

<Yasna / Chapter33 : Verse13>

広く見通し給うアフラよ、助けるために御身はわたくしに見せてください、御身たちの比類なき天上の物を-----

すなわちウォフ・マナフの報応たる、王国のそれを、アフラよ。

聖アールマティよ、天則に則{のっと}り、もろもろのダエーナーに教えてください。

<Yasna / Chapter33 : Verse14>

そうすれば、ザラスシュトラなるわたくしめは、供物として、自分の寿命{いのち}さえも

マズダーにささげます、また善思の精華{せいか}と

善行のそれと、善語のそれのみか、懾服{しょうふく}と権勢をも、天則に則ってささげます。





ヤスナ 第34章
"YASNA" Chapter 34

<Yasna / Chapter34 : Verse01>

われらの行ないとことばと神事とによっては、御身は不死と

天則と完璧の王国という、マズダーよ、御身の有{もの}をばお授けくださるでしょう-----、

そのような行ないとことばと神事が、御身にアフラよ、われらできるだけ多くのものによって、ささげられますように。

<Yasna / Chapter34 : Verse02>

して、それらはみな、御身の御心と正善なるスプンタ・マンユのそれとを通して、

人の行為にたいして授けられるのですが、かかる人とはマズダーよ、礼讃{らいさん}に際し、讃嘆の歌をもって

御身たちさまをつつむときに、その人の魂{たましい}が天則と一致しているもののことです。

<Yasna / Chapter34 : Verse03>

そこで、御身に、アフラよ、そして天則に、ミヤズダをわれらは、うやうやしくささげましょう。

すべての庶類がウォフ・マナフを通して王国において成熟{せいじゅく}するために。

けだし、正見の人には、マズダーよ、御身たちさまのあいだで、すべての方{かた}がたによって、恩賚{おんらい}が保証されているからです。

<Yasna / Chapter34 : Verse04>

そこで、御身の、アフラよ、天則によって力{ちから}づよい火に、われらは願うものです-----

最も迅速にして強力なその火が、協同者{きょうどうしゃ}には目にあらわな助力者となるように、

がしかし、マズダーよ、仇人{あだびと}には御身の御手{おんて}の指示によって罪業をあらわに示すものとなるようにと。

<Yasna / Chapter34 : Verse05>

いかなる力、いかなる資産が御身たちにはおありですか-----いかなるわたくしの行為に対せられましても、マズダーよ、あるいはわたくしが眠っておりましょうとも、

天則に従い善思をもって御身たちの貧しきものをお救いくださるためにです。

仇{あだ}なすものは諸天と諸人いずれたりともそのすべてに超{すぐ}れておわすものとして、御身たちを、われらは宣べ伝えるものです。

<Yasna / Chapter34 : Verse06>

実際、御身たちはそのとおりに超れておわしますからには、天則と倶{とも}、ウォフ・マナフと倶{とも}なるマズダーよ、

では、これをわたくしに印{しる}しとして御身たちは授けてください、すなわちこの世界における常恒なるすべてのものをです。

それは、わたくしが崇めかつ讃嘆しながら、いっそう歓喜しつつ御身たちに近づきまいらせんためです。

<Yasna / Chapter34 : Verse07>

善思の献身者として遺教相続分{いきょう・そうぞくぶん}を栄えさせるとともに

苦難{くなん}をも幸{さいわ}いにする-----そういう誠実者{せいじつしゃ}たちは、マズダーよ、どこにいるのですか。

御身たちよりほかにかかるもののないことを、わたくしは天則によって知っています。さればわれらを、御身たちは庇護{ひご}してください。

<Yasna / Chapter34 : Verse08>

それというのも、彼らがそのもろもろの行為をもってわれらを打ちのめしているからで、その彼らにとり巻かれている多くのものどものために、御身さまは彼らに追放{ついほう}を加えてください-----

それも、より強い方{かた}としてより弱いものに加え給うべきそれを、マズダーよ、御身の定めによる禍害{かがい}とともに加えてください。

アシャを思念せぬものども-----そういうやからからは、善思ははなれ去ってゆくのです。

<Yasna / Chapter34 : Verse09>

マズダーよ、御身の穎悟者にとって吉祥なる聖アールマティを、

善思を知らぬために悪行によってすて去るものども-----

そういうやからからは、それ(アールマティ)は、天則に従って、あたかも兇暴な害獣{がいじゅう}がわれらから逃げてゆくところまでも、はるかに逃げてゆくのです。

<Yasna / Chapter34 : Verse10>

これに反し善を意思するものはこの善思の行為を把持することを宣言し、

頒与者{はんよしゃ}にしてアシャの伴侶{はんりょ}なりと知って聖アールマティを把持することを宣言し、

さらには、アフラよ、御身の、マズダーよ、王国にあってわれらを嘱望{しょくぼう}させるすべてのものを把持することを宣言するのです。

<Yasna / Chapter34 : Verse11>

そして、御身の双者・完璧{かんぺき}と不死{ふし}とが天上の食物となり、

ウォフ・マナフの王国によって、アールマティが天則と相{あい}たずさえて成長させるのは

持久力と忍耐力。これらによって、マズダーよ、御身は敵意{てきい}を戦慄{せんりつ}させ給うのです。

<Yasna / Chapter34 : Verse12>

御身のための調律{ちょうりつ}はいかなるものですか。御身は何を望み給うのですか。讃嘆のいかなるものを、それとも、神事のいかなるものを。

人々の聞くように、マズダーよ、御身は告げてください-----調律中{ちょうりつちゅう}のいかなるものにめでて御身さまは報応を頒与し給うかを。

天則に則ってわれらに御身は教えてください。ウォフ・マナフの易住{いじゅう}の道を、

<Yasna / Chapter34 : Verse13>

アフラよ、御身がウォフ・マナフの路{みち}だとわたくしに仰せられた、その道をです。

正見の人々に約束されたるもので、マズダーよ、御身がその頒与者にましますところの、かの報償{ほうしょう}に

サオシュヤントたちのダエーナーが辿りつくのも、天則を通して正しく敷設{ふせつ}されたこの路によってです。

<Yasna / Chapter34 : Verse14>

まことに、マズダーよ、この願わしい報償は、まことに乳牛の労役者たちの

有象の寿命{じゅみょう}に御身たちが、彼らの善思に発した行為にめでて、授け給うのですが

この報償はすなわち天則に従いもろもろの労役民を栄えさせ給う御意思{ごいし}に出{い}ずる、御身たちの慈眼{じがん}です、アフラよ、

<Yasna / Chapter34 : Verse15>

ウォフ・マナフを通し、また天則に従って、御身への讃嘆が要求するかの

最勝の聖歌と行為とを、マズダーよ、ではわたくしに語ってください。

御身たちの王国を通して、アフラよ、御所望{ごしょもう}のなかに首位{しゅい}を占める世を、御身は実現してください。








BACK to HOME






ADMIN MEMO


NEW PAGE <TEXT> 2016.04.28.1820-2350 ///
04.29.1240-1310 ///
05.02.1240-1420 /// 1620-2120 ///
05.04.1510-1550 ///
05.04.1720-1850 /// 1850-1950 ///
05.05.2240 - 05.06.0020 ///
05.06.1350-1520 ///
05.08.1420-1440 <TEXT-OK> ||| Ahunavati-Gatha_TEXT |||
05.08.1440-1450 <PART4-OK> |||